拠点間通信 > 本社~支店間や多店舗間など
災害時などの有事に、各拠点の安否確認や事業の継続性確認は非常に重要になりますが、音声通話利用が急増し、さらに国からの指示により発信制限をかけることがあるので、音声通話が繋がりにくくなることがあります。
一方、パケット通信を利用しているIP無線は、通信トラヒックの分散処理が可能なため、音声通話よりも繋がる可能性が高いと言われております。
IP無線(パケット通信)で留意すべき点は、
・パケット通信でも基地局は輻輳する可能性があり繋がりにくくなることがあります。
・通信事業者の基地局設備に深刻なダメージがあった場合、IP無線も使えなくなることがあります。この場合、インターネットに接続されているWi-Fiが利用できる環境であれば、これに接続して通信できる可能性があります。
・10階以上の高層階や地階では、通信事業者のレピーター設備が必要になることがあります。